【中学合格からの学習】学校生活の充実と難関大突破を両立…Z会の中高一貫コース
中学生向けに「高校受験コース」と「中高一貫コース」の2コースを提供する、Z会 通信指導部 会員支援課課長の稲葉治氏に、「中学合格からの学習」について聞いた。
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--受験のために小学校時代に通塾していても、中学進学後は、部活動など学校での活動を優先して、通信講座を選択される方が多いと聞きます。6年後の大学受験を見据えて、どのような学習をすればよいのでしょうか。
Z会では中学1年生から大学入試までの6年間を同一線上にとらえ、入試本番につながる実戦力を段階的に養成するための「中高一貫コース」を提供しています。
中高一貫コースには、国・数・英、そして大学入試の小論文対策としても通用する作文の講座があります。中1から高2までの5年間で、高校の内容をすべて学習し、高3の「大学受験生向けコース」へとつながります。大学受験生向けでは、志望大学別コースも設定しています。
教材の内容は、難易度別にスタンダード、ハイレベル、トップレベルの3段階に分かれていて、教科ごとにご自分のレベルに合わせて選んでいただけますし、途中での変更も可能です。得意科目はトップレベルを、苦手科目はスタンダードを選択される生徒さんもいます。
--中高一貫校は各々独自のカリキュラムで授業をされていますし、進度や学習レベルも学校ごとに異なります。それにはどのように対応されているのでしょうか。
学校情報を集め、各学校の実情に沿って組み直した教材をお届けしています。また、学校行事や部活動で忙しい生徒さんも多いので、添削問題の分量も、レギュラー(裏表4枚/月)とライト(裏表2枚/月)から選べるようになっています。
--通信講座だけで大学受験をするのに、不安な方も多いと思いますが。
ほとんどの中学生が部活動をしていますから、塾に通う時間の確保が難しいのが現実だと思います。通信講座の最大の利点は、空き時間を使って、自分の都合でいつでも勉強できることです。
難関大学に合格しているのは、その利点を最大限に活かしている生徒さんだと思います。通信講座は、「自分で考えて解く→添削指導→復習」を繰り返していつの間にか力がついていくというのが基本的な学習スタイルです。このシンプルな学習サイクルをコツコツと継続できれば、必ず合格を勝ち取ることができます。
添削をなかなか提出しない生徒さんもいますが、力がついていないかと言うと、実はそうとも限らないのです。通信講座は「自分で問題を解く」の繰り返しですから、問題演習を自分でこなしているうちに、自然と力がついているのです。その点、ただ授業を聞いているだけよりも、確実に効果があると思います。
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