【インフルエンザ2014】ヤフー、某治療薬の検索数から流行を予測
Yahoo! JAPANは1月23日、Yahoo!ビッグデータレポートより「インフルエンザ」に関する分析結果を発表した。インフルエンザ患者報告数と某治療薬の検索数の推移には非常に近しい関連性があるという。
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
同社は2013年にインフルエンザの定点報告数(インフルエンザ患者報告数)と「インフルエンザ」の検索数には高い相関が存在することや、インフルエンザの流行発生場所・状況などを可視化したマップを発表した。その後、調査を続けた結果「インフルエンザ」よりも「ある治療薬の名称」の検索数の方がインフルエンザ患者報告数の推移に近いことがわかったという。
2014年第2週(2014年1月6日~1月12日)で某治療薬の検索数が急上昇。それに沿うように厚生労働省から発表されたインフルエンザ患者報告数も急激に増加。そして、2014年第3週(1月13日~1月19日)も検索数は続伸しているという。
都道府県別の状況を見ると、昨年末までは九州地方を中心とする西日本からの検索比率が多い傾向にあったが、1月6日~1月12日の週には高知県や和歌山県などにも拡大。1月13日~1月19日の週にはさらに大阪府や岐阜県、東京都といったエリアからも検索比率が増加。特に和歌山県は検索割合スコアが全国で一番高く、厳重な警戒が必要だと同社は分析している。
同レポートは、インフルエンザが終息するまで、先週月曜日から日曜日までの状況を毎週火曜日に更新していく予定としている。
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