ICT版プログラムの検証では、京都市立下鴨中学校と守口市立三郷小学校、板橋区立上板橋第四小学校の3校より協力を得て、電子黒板やタブレットPCなどのICT機器をどのような学習活動で活用すれば、より児童・生徒の興味・関心を高め、思考力・表現力などを伸ばすことができるのかを一緒に検討してきた。これらの授業ノウハウをまとめ、「ICT版プログラム」を開発。
2013年5月に学校・教育関係者向けに開催された「第5回教育ITソリューションEXPO」のパナソニックブースでは、電子黒板とタブレットを使った模擬授業が行われた。模擬授業では、電子黒板やタブレットPC、それらを連携する授業支援ソフト「eトーキーGL50」、文教用ワイヤレスビデオカメラ「ぼうけんくん」などのICT機器を活用した「これからの授業」を提案。先生の授業運営が効率的になるため、より子どもたちの学習活動に重きを置いた授業づくりをサポートすることができるという。
また、社員による出前授業では、モノづくりのノウハウや環境への取り組みなどを「エコ・モノ語(がたり)」という教材にして、学校へ提供している。
同社はこれからもICTを活用した教育貢献を実施していくとしている。