長野県の高校スーパーバイザー制度、信州大教授ら3名に委嘱
長野県は、今年度から高等学校スーパーバイザー制度を創設。信州大学の遠藤守信教授ら3人にスーパーバイザーを委嘱し、サイエンス、グローバル、イノベーションの3つの分野で幅広く高度な見識の助言・提案を得るという。
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
スーパーバイザー制度では、県内の高校教育において新たな価値を創造し、国際的視野にたって社会をよりよくしていくことのできる人材を育成するために、有識者を「高等学校スーパーバイザー」として委嘱。委嘱期間は2年間で、教育委員会、生徒、教員、学校などが、専門分野における助言や提案を受ける。
平成26年度は、サイエンス分野に信州大学特別特任教授の遠藤守信氏、グローバル分野に共同通信社論説副委員長の矢高則夫氏、イノベーション分野にセイコーエプソン相談役の花岡清二氏と、3名のスーパーバイザーに委嘱する。
具体的な内容としては、教育委員会は人材育成について意見交換し、教育施策遂行上の新たな知見を獲得する。生徒や教員は、専門分野の研究に対する助言・指導によって、意識・知識の向上や創造的な姿勢を促す。学校などは、創造的な人材育成について助言・提案をもらい、教育内容の質的向上を目指すという。
なお、この取り組みは、2013年度から2017年度の「しあわせ信州創造プラン(長野県総合5か年計画)」の政策推進の基本方針に基づいている。
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