市進HDと学研HD、業務資本提携強化
市進ホールディングス(市進HD)は5月14日、学研ホールディングス(学研HD)との間で、さらなる業務資本提携に関する契約を締結することを発表した。学童保育事業や海外事業における学研HDとの提携を強化し、収益基盤の多様化・強化を図るという。
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教育市場が大きな変革を迎える中、市進HDと学研HDは、平成23年11月18日に業務・資本提携を進めてきた。具体的には、「学研グループの進学塾への市進ウイングネット(動画を利活用した個別学習システム)の導入」「学研グループの幼児教室『ほっぺんくらぶ』を市進グループの校舎に開設」「幼児保育・学童保育事業を提供する『clantete(クランテテ)三田』の開設」などを行った。
今回の業務資本提携により、学研幼児教室や「clantete三田」などで蓄積したノウハウを利用した学童保育事業の新規拠点への投資のほか、海外の学生が日本で日本の文化を学ぶ訪問ツアー「ジャパン・キャンプ」などの海外事業への投資を行う。
資本関係について、市進HDは学研HDの株式338万株(発行済株式総数の3.18%)を保有。一方、学研HDは市進HDの株式70万株(発行済株式総数の7.32%)を保有している。今回、第三者割当増資することにより、学研HDは、市進HDの株式130万株を取得し合計200万株(発行済株式総数の18.43%)を保有する予定という。
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