早稲田大学、JMOOCコース「国際安全保障論 」を6/16開講…受講者募集中
早稲田大学は、JMOOCコースとして、政治経済学術院 栗崎周平准教授による「国際安全保障論 ~戦争と平和のパズルを分析的に読み解く~」を6月16日より開講すると発表した。
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MOOC(Massive Online Open Courses)とは、無償で大学が提供する講義を受講でき、課題をこなすことで最終的には修了の認定まで受けることができるという取り組み。2012年に米国を中心に広がり、日本では2013年10月にJMOOC(日本オープンオンライン教育推進協議会)が設立され、日本の大学による日本語を中心としたMOOCの提供が始まった。
早稲田大学では、Waseda Vision 150で掲げる大学の「教育と学修内容の公開」にも繋がる取り組みとして、大学総合研究センターを中心にMOOCを推進。その第一弾が今回開講する栗崎准教授による「国際安全保障論」だ。
栗崎准教授は上智大学法学部卒業後、UCLAにてPh.D.(政治学)を取得し、ハーバード大学ジョン・オーリン戦略研究所国家安全保障フェロー、テキサスA&M大学政治学部助教授を経て、2013年より早稲田大学で教鞭を取っている。専門は戦争の原因など安全保障問題の理論・実証研究で、大学では国際政治学、安全保障論、数理政治学などの講義を担当。特に、本講座「国際安全保障論」でも展開されるゲーム理論を用いた新たな国際政治学の理論や分析手法は、まだ日本国内ではほとんど知られていない最新鋭の内容だという。
なお、受講には、JMOOC提供のウェブサービス「gacco」への登録が必要となる。
《水野こずえ》
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