佐賀県武雄市、小学1年生向けにプログラミング授業…産官学連携の実証研究
佐賀県武雄市とディー・エヌ・エー(DeNA)、東洋大学は6月25日、初等教育におけるプログラミング教育の共同実証研究を行うと発表した。10月より武雄市立山内西小学校の1年生40名に全8回のプログラミングの授業を実施する。
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武雄市は、2014年4月に全小学生にデジタル教育用のタブレットPCを配布し、5月よりタブレットPCを使った「スマイル学習(武雄式反転授業)」を開始した。「スマイル学習」の検証にあたっては、東洋大学現代社会総合研究所と共同で、産学官連携で作業を進めている。
今回の実証研究では、武雄市内の小学生に配布されているタブレットPC上で動く専用のソフトウェア開発をDeNAが担当し、その成果・教育への効果の分析を東洋大学が担う。
授業は10月中旬以降、月2回程度の頻度で武雄市立山内西小学校の放課後の時間を活用し、教員および武雄市教育委員会によるバックアップのもとDeNAが講師を派遣し、全8回(各回40分程度)実施予定。
DeNAが現在開発中のタブレットPC用ソフトウェアには、「ビジュアルプログラミング」と呼ばれる、テキストを使用せず、視覚的な要素の組み合わせ操作によりアプリケーションを開発できる言語を導入するという。
実証研究は10月中旬より2015年2月末まで行い、2014年12月に中間報告、2015年3月に二次報告を予定している。
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