夫のお小遣い平均額は35,686円、増税により減少傾向

 夫のお小遣い平均額は35,686円で前回調査より261円減額し、増税や値上げによる生活費増のしわ寄せが夫のお小遣いに現れていることが、ソフトブレーン・フィールドが7月1日に発表した「夫のお小遣い実態調査」より明らかになった。

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夫の平均お小遣い額
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 夫のお小遣い平均額は35,686円で前回調査より261円減額し、増税や値上げによる生活費増のしわ寄せが夫のお小遣いに現れていることが、ソフトブレーン・フィールドが7月1日に発表した「夫のお小遣い実態調査」より明らかになった。

 調査は6月18日~6月24日の7日間、30代~40代の主婦を中心とする同社サービス登録の既婚女性会員を対象にインターネットリサーチを実施し、972名の回答を得た。

 夫のお小遣い額(自由に使える金額)は、最低額0円から最高額300,000円まで幅広い金額となった。平均額は35,686円で、前回(2013年6月実施)の35,947円と比べ、261円減少した。価格帯に分けてみると、「30,001円~50,000円」がもっとも多く32.3%だった。

 お小遣い額の平均額を昼食代込と昼食代別に分けてみると、昼食代込のお小遣い額の平均は44,515円、昼食代別のお小遣い額平均は28,703円と15,812円の開きがあった。

 夫の世代別にみると、20代は「10,000円以内」が最多で35.3%、30代は「20,001円~30,000円」が最多で30.8%、40代、50代以上は「30,001円~50,000円」が最多で、それぞれ38.9%、37.4%。年齢が上がるにつれてお小遣い額が上がる傾向が見られた。

 4月の消費税増税を受けて、お小遣いの額について夫婦で話し合いを行ったか聞いたところ、話し合いを行ったのはわずか6.4%。話し合いを行った家庭のうち、結果としてお小遣い額が増えた家庭は12.9%、減った家庭は22.6%、変わらなかった家庭は64.5%だった。

 今後の夫のお小遣い額は、「増やしたい」6.3%よりも「減らしたい」14.5%の方が多く、やや減額傾向にある。夫の年代別にみると、増やしたいと回答した比率がもっとも高かったのは20代で35.3%、減らしたいと回答した比率がもっとも高かったのは30代で17.8%だった。

《工藤めぐみ》

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