最先端の研究がわかる中高生向けアプリ「生体運動マシナリー図鑑」公開
文部科学省の新学術領域プロジェクト「運動超分子マシナリーが織りなす調和と多様性」は、中高生向けのスマートフォン用アプリ「生体運動マシナリー図鑑」「同ビデオ・アーカイブ」を7月25日にリリースする。
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これらのアプリは、本プロジェクトの研究成果公開活動の一環として作成されたもので、大阪市立大学 理学研究科の宮田真人教授をはじめ、最先端研究者52名が、最新の研究を基に微生物と細胞の動きをわかりやすく紹介。研究者がアプリを用いて中高生に研究内容の紹介を行うのは、これまでに無い新しい試みとなる。
「生体運動マシナリー図鑑」は、微生物と細胞の動きを最新の研究内容を含めて紹介する図鑑アプリ。真核生物 (17種類)、原核生物(20種類)、タンパク質(22種類)、可視化装置(4種類)を収録する。イラスト付きの基本情報(学名や分類など)から、研究者による詳しい説明まで記載するほか、細胞やタンパク質が運動しているビデオも付属。専門知識なしでも充分に楽しめるアプリとなっている。
「ビデオ・アーカイブ」は、微生物と細胞の動きを捉えた動画を簡単に見れるアプリだ。ユニークな微生物・タンパク質の動画に対して、研究者がわかり易い解説をつけているほか、生物だけでなく、実験装置や実験の様子なども見ることができる。また、研究の進捗に合わせて最新の動画が随時アップロードされていき、先端研究に触れることができるアプリとなっている。
アプリはApp StoreまたはGoogle Playで「生体運動」と検索すれば見つかる。
《水野こずえ》
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