2014年の大学ランキングまとめ、国内大学の就職率・志願者数・合格倍率など
国内の大学は、就職率や志願者数など、さまざまな確度でランキング化されている。2014年に発表された国内大学のランキングをテーマ別にまとめた。
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国内の大学ランキングで注目度が高いのは就職に関するデータだ。大学通信が運営する携帯サイト「教育進学総合研究所」が発表している就職率ランキング(大規模大学編)では、就職率96.7%の福井大学が1位、東京福祉大学(94.9%)、九州工業大学(94.4%)が続いた。就職率では、トップ10のうち理工系大学が6校を占めた。
・就職率ランキング(大規模大学編)
1位:福井大学(96.7%)
2位:東京福祉大学(94.9%)
3位:九州工業大学(94.4%)
トヨタ自動車や日立製作所といった、日経平均株価指数や採用銘柄、大学の人気企業ランキングなどを参考に選定された有名企業400社への就職率を見ると、1位は東京工業大学で55.9%だった。その後、一橋大学(55.6%)、慶應義塾大学(43.9%)、早稲田大学(32.9%)、大阪大学(32.1%)が続いた。
・有名企業400社への就職率
1位:東京工業大学(55.9%)
2位:一橋大学(55.6%)
3位:慶應義塾大学(43.9%)
また、文科省が発表した平成24年度国家公務員採用I種試験の採用候補者名簿からの採用状況によると、国家公務員採用I種試験による採用者の出身大学は、1位東京大学、2位京都大学、3位慶應義塾大学となった。
・国家公務員採用I種試験による採用者の出身大学
1位:東京大学
2位:京都大学
3位:慶應義塾大学
そのほか、女性社長の輩出数を大学別に公開している帝国データバンクの調査によると、女性社長の出身校トップは日本大学で230人だった。その後、慶應義塾大学(206人)、早稲田大学(192人)、青山学院大学(184人)が続き、国公立大学のトップは、お茶の水女子大学(40人)だった。
・女性社長の輩出数
1位:日本大学(230人)
2位:慶應義塾大学(206人)
3位:早稲田大学(192人)
大学卒業後の就職に対し、大学入学に関するランキングも興味深い。大学通信が運営する「キャンパスナビネットワーク」のデータによると、2014年度の主要私立大学一般入試の志願者数ランキングのトップは近畿大学だった。前年を7,000人以上上回り、過去最高の志願者数を記録した。2位は明治大学、3位は早稲田大学となったが両大学ともに前年に比べ志願者数が減少した。
・主要私立大学一般入試の志願者数
1位:近畿大学
2位:明治大学
3位:早稲田大学
募集人数が1,000人を超える首都圏の主な私立大学で、2014年度入試の受験者数、合格倍率、入学辞退率を代々木ゼミナールのデータに基づき比較すると、受験者数がもっとも多かったのは明治大学で99,412人、2位が早稲田大学(98,045人)、3位が法政大学(90,921人)となった。
・首都圏の主な私立大学の受験者数
1位:明治大学
2位:早稲田大学
3位:法政大学
合格倍率では、もっとも高かったのが早稲田大学の5.6倍。その後、青山学院大学(5.5倍)、立教大学(4.8倍)、法政大学(4.5倍)、成蹊大学と上智大学が4.3倍となった。なお、入学辞退率がもっとも低かったのは学習院大学で55%。慶應義塾大学(59%)、早稲田大学(68%)、成城大学(69%)、上智大学(72%)が続いた。
・首都圏の主な私立大学の合格倍率
1位:早稲田大学(5.6倍)
2位:青山学院大学(5.5倍)
3位:立教大学(4.8倍)
大学に関する指標はさまざまだが、国内では入学の難易度と卒業後就職先、就職率などが大学別に算出され、注目されている。
《湯浅大資》
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