2013年度の学童保育市場、前年比5.8%増の2,693億円
2013年度の学童保育市場規模は、事業者売り上げベースで前年度比105.8%の2,693億円であることが、矢野経済研究所が8月26日に発表した調査結果より明らかになった。共働き世帯の増加で学童保育の登録児童数は年々増加し、市場は順調に拡大しているという。
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「学童保育市場に関する調査結果 2014」では、学童保育サービス市場に参入している企業や関連団体を対象に、同研究所の専門研究員による直接面談、電話、メールによるヒアリング、文献調査を実施調査期間は2014年4月~6月の3か月で公立公営型は除いている。
共働き世帯の増加や子どもの安全な遊び場を確保するという保護者意識の高まりなどを背景に、学童保育の登録児童数は年々増加し、施設数も増加しているという。
政府は学童保育の拡充を成長戦略の1つと位置付け、学童保育の定員数を2015年度からの5年間で30万人分増やすとの考えを示し、今後も量的拡大に向けた動きは強まってくるという。2014年度の学童保育市場規模は、前年度比106.0%の2,854億円と同研究所では予測している。
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