【全国学力テスト】静岡県が校長名を公表、国語Aの成績上位262小学校
静岡県は9月4日、平成26年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)で、国語Aの成績が全国の平均点以上であった262の小学校長名を公表した。結果については、データだけでなく、多面的な分析や指導課題を併せて取り扱うよう求められていることから、波紋を呼んでいる。
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
県内506小学校のうち、基礎的な知識を問う国語Aの成績が全国平均以上であった51.8%、262小学校の校長名をあいうえお順でホームページ上に公開した。また、県内35市町の小学校の科目別平均正答率についても一覧を公表した。
静岡県では、平成25年の全国学力テストで、国語Aの成績が全国最下位となり、川勝平太知事が国語Aの成績が全国平均点以上の86校の小学校長名を公表。その際、公表した理由を「学校教育の責任は現場の先生にあることを明確にするため」と説明している。
全国学力テストの結果の取扱いや活用については、文部科学省が結果公開日である8月25日に全国の都道府県教委などに通知。実施要領でも、教育委員会などが調査結果を公表する際には、「単に平均正答数や平均正答率など数値のみの公表は行わず、分析結果を併せて公表すること」と示されている。
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