英語力が将来の年収に影響…50代女性は3倍の開き
英語力によって将来の年収に差が出ることが、「語学力と年収に関する調査」の結果から明らかになった。英語力による年収差は、男性よりも女性に顕著で、50代女性では3倍もの開きがみられた。
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
調査は、バイリンガルのための転職・求人情報サイト「Daijob.com」を展開するダイジョブ・グローバルリクルーティングが3~5月に実施。サイトの登録ユーザーで、自社採用企業からスカウトを受けた日本人求職者3,136人と、サイトに掲載した求人情報1,755件を基に検証した。
英語レベル別に平均年収を比較したところ、男性はいずれも年代とともに年収が上がったが、年代が上がるにつれて英語力の差も出た。
一方、女性の場合は、「ビジネス会話以上」という高い英語力を有する場合は年代とともに平均年収も右肩上がりに増加したが、「日常会話レベル以下」の英語力の女性は30代をピークとして40代から平均年収が減少する傾向にあった。30代女性では、年収差は数十万程度だが、50代では3倍もの開きとなっている。
また、掲載求人の想定年収を英語力別と業種別に比較したところ、全10業種のうち、「建設業・不動産業・物品賃貸業」以外の業種において、英語力が「ビジネス会話以上」の求人が、「日常会話以下」の求人の額を上回った。「金融業・保険業」「建設業・不動産業・物品賃貸業」「電気・ガス・熱供給・水道業」では、1,000万円を超える額が上限金額として設定されていた。
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