就活生、9割が英語力の必要性を実感…実際は「会話できない」が4割
就活生の9割が将来の仕事に英語力が必要と考えていることが、2015年3月卒業予定の大学3年生を対象にディスコが実施した就職活動状況調査の結果からわかった。
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「将来仕事をする上で英語力が必要だと思うか」という質問に対し、「絶対に必要」は29.8%、「できれば必要」は62.2%。9割以上の就活生が英語力の必要性を感じていた。
「新卒採用時に企業から評価してもらえると思うTOEICのスコア」は、平均705点。前年調査の725点から20点下がったものの、企業は高いレベルの英語力を求めていると考える学生は多かった。
一方、現在の英語力については、「ほとんど会話できない」が42.4%に上り、「日常会話レベル」は50.2%、「ネイティブレベル」は1.2%、「ビジネスレベル」は6.2%だった。「日常会話レベル」以上の学生の割合は57.6%で、前年比8.2%の減少となった。
海外経験では、「海外旅行」(52.7%)や「交換留学」(3.6%)が前年より増え、「海外に行ったことはない」(38.2%)は前年よりわずかに減少。例年と同様、男子より女子の方が、海外経験が多い傾向にあった。
語学留学や交換留学など、海外留学を経験していない学生に対し、「留学しておけばよかったと思うか」をたずねた結果では、「思う」(55.4%)と「思わない」(44.6%)に意見がわかれた。
調査は2月1~5日、2015年3月卒業予定の全国の大学3年生(理系は大学院修士課程1年生を含む)1,556人を対象にインターネットを通じて行われた。
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