教員のICT研修受講率、1位は「佐賀県」99.9%
文部科学省は9月25日、全国の公立学校における教育の情報化の実態について、平成25年度の結果概要を発表した。ICT活用指導力に関する研修を受講した教員の割合は28%で、最高は「佐賀県」99.9%、最低は「岩手県」11.4%であった。
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平成26年3月1日現在の全公立学校(小学校、中学校、高等学校、中等教育学校および特別支援学校)を対象に、ICT環境の整備状況と教員のICT活用指導力を調査した。教員のICT活用指導力は、チェックリストを元に教員自身が自己評価したもの。なお、速報値は8月8日に公表されている。
教員のICT活用指導力は、「教材研究・指導の準備・評価などにICTを活用する能力」「授業中にICTを活用して指導する能力」「児童のICT活用を指導する能力」「情報モラルなどを指導する能力」「校務にICTを活用する能力」の5つすべての項目で前年度より向上しており、平成19年度より右肩上がりに伸びている。
平成25年度中にICT活用指導力の5項目に関する研修を受講した教員の割合は、前年比2.8ポイント増31%。一方、受講していない教員の割合は69.0%。受講した教員の割合を都道府県別にみると、最高が「佐賀県」99.9%、最低が「岩手県」11.4%と、80ポイント以上の差があった。
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