教員資格認定試験、合格判定基準は得点率6割以上
文部科学省は9月29日、平成26年度教員資格認定試験の合格判定基準を発表した。幼稚園と小学校、特別支援学校の教員資格認定試験はいずれも満点の6割以上を合格とする。第2次試験は10月に行われる。
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同省では、広く一般社会人からも教員として採用するため、教員資格認定試験の合格者に教諭の普通免許状を与えている。幼稚園教員資格認定試験では「幼稚園教諭二種免許状」、小学校教員資格認定試験では「小学校教諭二種免許状」、特別支援学校教員資格認定試験では「特別支援学校自立活動教諭一種免許状」が取得できる。
小学校教員資格認定試験は第1次試験が9月6日(土)と7日(日)の2日間、第2次試験が10月18日(土)と19日(日)の2日間。幼稚園教員資格認定試験は第1次試験が9月7日(日)、第2次試験が10月19日(日)。特別支援学校教員資格認定試験は第1次試験が8月10日(日)、第2次試験が10月5日(日)。
平成26年度試験の合格判定基準について、幼稚園と小学校、特別支援学校の教員資格認定試験はいずれも満点の6割以上を合格とする。試験科目の一部免除申請により、免除が認められた科目については、合格したものとして取り扱う。
教員資格認定試験に合格すると必ず教員になれるというわけではなく、公立学校の教員に採用されるには、都道府県や政令指定都市が実施する公立学校教員採用選考試験に合格し、採用される必要がある。また、私立学校に採用されるには、私立学校が独自に実施する採用試験等に合格し、採用される必要がある。
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