ウィザスと住友商事、連結子会社を合併し英語教育事業を強化

 住友商事とウィザスは10月7日、両者が出資するグローバルゲートインスティテュート(GGI)とウィザスの連結子会社のSRJを合併し、新たに「速読英語」というサービスの提供を開始すると発表した。

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 住友商事とウィザスは10月7日、両者が出資するグローバルゲートインスティテュート(GGI)とウィザスの連結子会社のSRJを合併し、新たに「速読英語」というサービスの提供を開始すると発表した。

 SRJは全国に約2,000拠点の学習塾を顧客として抱えており、速読をはじめ、ICTを使った能力開発サービスの提供を通じ、長年ノウハウを蓄積してきた。一方、GGIはネイティブ講師によるオンラインレッスン「Meet the World」や、TOEFL対策用eラーニング「eSpire」など、ICTを駆使して英語コミュニケーション能力や異文化理解力を育成するサービスを提供してきた。

 SRJとGGIが合併し、住友商事が存続会社であるSRJに新たに出資。この2社の経営統合によって、近年のICT教育・英語教育の進展に対応した、ICTを活用した実践的なグローバル教育をワンストップで提供できる体制を構築する。SRJは日本語の速読サービスとGGIの英語能力開発ノウハウを組み合わせた「速読英語」を開発し、サービスの提供を開始する。

 今回の取組みを通じて、住友商事はウィザスグループと共に「ICTを活用したグローバル人材育成」に寄与していくことを目指すとしている。

《工藤めぐみ》

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