東京都、公立中卒業者の高校進学率98%…過去最高を更新
東京都教育委員会は10月31日、平成26年度の公立学校統計調査報告書「公立学校卒業者(平成25年度)の進路状況調査編」を公表した。中学校卒業者の進学率は98.0%と、前年度より0.1ポイント上昇し、過去最高を更新した。
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報告書は、平成26年5月1日現在で実施された公立学校統計調査のうち、平成25年度公立学校卒業者(平成26年3月卒業)を対象に進路状況をまとめた。
平成26年3月の都内の公立中学校卒業者数は、前年度より1,697人多い7万8,236人。中学校卒業者の進学率は98.0%で、前年度の97.9%から0.1ポイント増加。平成19年度以降、7年連続の過去最高更新となった。
進学者数を設置者別にみると、全日制の都内公立高校4万2,271人(54.0%)、全日制の都内私立高校2万4,798人(31.7%)、全日制の都外の高校3,280人(4.2%)などとなった。
平成26年3月の都立高校(全日制・定時制)卒業者数は、前年度より1,643人少ない4万1,265人。卒業者の進学率は52.0%で、前年度の51.1%から0.9ポイント上昇し、過去最高を更新した。男女別では、男子50.4%(前年度49.8%)より、女子53.5%(前年度52.4%)の方が高く、前年度からの伸びも大きかった。
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