【中学受験2015】都市大付属中、英語科目必須の「グローバル入試」を導入
東京都市大学付属中学校は、2015年度より英語を得意とする受験生に幅広い機会を与えることを目的に、英語科目必須の「グローバル入試」を導入すると発表した。
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「グローバル入試」は、従来の私立中学校入試で主流の国語・算数・理科・社会の4科目入試とは異なり、英語(英検準二級から二級レベル)、算数、作文(日本語)の3科目入試となる。募集定員はII類(最難関国公立大)とI類(難関国公立私大)ともに若干名で、試験日は2015年2月2日。
本制度を利用して入学した生徒は、帰国生入試制度で入学した生徒と一緒に、ネイティブスピーカーによる別クラスの英語授業を受講でき、英語力をさらに向上させることができる。
なお同入試制度では、帰国生入試制度のように海外在住歴など特定の出願資格は設けない。諸条件を設けずに入試科目に英語を導入するのは、東京都内の男子私立中学校では初めての取り組みとなる。
都市大付属中では、文部科学省の「小学校習指導要領」で外国語活動に重点が置かれていることや、昨今小学校における英語の正式教科化が検討されているなどの社会的背景を踏まえ、「グローバル入試」導入を決定したという。
今回、同制度に関する入学希望者向けの学校説明会を11月15日に開催。英語授業の様子および帰国生入試で入学した生徒のインタビューをスクリーンで上映するほか、英語入試問題の傾向と対策などを説明する予定だ。
《水野こずえ》
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