iPad導入で添削期間短縮や継続支援、進化する通信教育Z会の強み
イード・アワード 通信教育を4年連続、小学生、中学生、中高一貫生、高校生・大学受験生の4冠では2年連続で受賞したZ会の特徴と強みについて、執行役員 指導部長の河尻浩史氏、会員支援部 ICT推進課の草郷雅幸氏に聞いた。
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
草郷氏:2015年度に中学1年生、高校生でスタートします。「iPadスタイル」の利点は、大きくは4つあります。
1つめは、添削答案返却時間の短縮です。添削問題の復習は早くするほど効果的ですが、通信添削の悩みは、返却までの時間でした。「iPadスタイル」では、答案をiPadで撮影し、「送信」ボタンを押すだけで提出でき、答案の返却は従来の1週間程度から約3日後に短縮(デジタル添削の場合)することができます。
2つめは、デジタルと紙の良さを利用できることです。紙の教材のよさは、手を動かして書くことで思考力が鍛えられたり、頭の中が整理できたりすること。一方、デジタルには、映像を活用してわかりやすく解説できるなどのよさがあります。紙とデジタルのよい面を組み合わせた学習を提供できると考えています。
3つめは、継続のためのサポート強化です。通信添削の大きな問題は、継続が難しいこと。Z会からのお知らせや、アドバイザーからのメッセージ、学習履歴や模試の点数の推移から自分の成長過程が見られる機能など、モチベーションの向上につなげる仕掛けを盛り込んでいます。
4つ目は、軽量、手軽に勉強ができることです。iPadの中にすべての教材が入っていて、簡単に持ち運ぶことができ、いつでもどこでも学習ができる。受験生にとっては一番のメリットではないでしょうか。
そのほか、「やることリスト」「スケジュール」「暗記カード」や、「おすすめ参考書リスト」など、学習に役立つさまざまなアプリや情報も搭載し、今後もさまざまなサービスを付加していく予定です。
--超難関コロシアムをはじめ、非常にユニークな取組みが話題になっていますね。今後のイベント予定がありましたら教えてください。
河尻氏:今年も、ニコニコ×教育プロジェクト「センター試験問題解いてみた」は実施する予定です。1月17日に「センター試験解いてみた!堀江貴文 vs 地図編集者、直木賞作家、マーティー【第1日】」、1月18日に「センター試験解いてみた!Tehu vs モデル、博士、くろありちゃん【第2日】」と2日間にわたって放送されます。
--入試シーズンがスタートしましたが、受験生へのメッセージをお願いします。
河尻氏:入試本番では誰でも緊張してしまって100%の力を出すのは難しいものです。でも、しっかりと勉強してきた皆さんには、必ず合格を勝ち取れる力がついているはずです。自分がしてきたことを信じて、自信をもって入試に立ち向かっていただきたいですね。
--ありがとうございました。
イードは、2014年10月27日~2014年11月8日、通信教育を受講している幼児・小学生・中学生・高校生・大学受験生のお子さまをもつ保護者を対象に、通信教育の満足度調査を実施し、「イード・アワード2014 通信教育」として2014年11月に発表した。Z会は小学生、中学生、中高一貫生、高校生・大学受験生で最優秀賞を受賞したほか、「効果の満足度」「教材の質」「添削の質」など多くの部門賞も獲得した。
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