福島の高校生、震災後仮校舎で過ごした3年間の写真展を開催
震災の翌年に入学した福島県立双葉翔陽高校3年生の卒業を記念した写真展「Keep on Smiling」が、ハッセルブラッドジャパンの原宿ギャラリーにて2月25日~3月19日の期間で開催される。
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今回の写真展は、震災後、制服の支援などをきっかけに双葉翔陽高校への継続的な支援を続けてきたADRAJapanと、同校3年生の卒業制作にあたり写真の撮り方研修を行ったハッセルブラッドジャパンの支援を受け、仮校舎ではあったが明るく元気に過ごした生徒たちの3年間の頑張りや未来への希望を感謝の気持ちとともに伝えたい、という同校の担任教員の想いのもと、開催する運びとなった。
双葉翔陽高校は、2011年3月の東日本大震災とそれに伴う原発事故の影響で校舎のあった大熊町が帰還困難区域内となり、学校全体での避難を体験した。福島県内のいわき明星大学キャンパス内に仮校舎となるサテライト校舎を設置し、現在も仮校舎での学校生活が続いている。
写真展は、2月25日~3月19日の期間、ハッセルブラッドジャパンの原宿ギャラリーにて開催される。どんなときも笑顔でいたい、という3年1組のキャッチフレーズ「Keep on Smiling」をテーマに、3年間の思い出が詰まった写真展となる。3月6日には、同校の生徒5人と担任教員が会場を訪れ、来場者と交流する機会も設けられているという。
◆福島県立双葉翔陽高校 卒業記念写真展「Keep on Smiling」
日程:2015年2月25日~3月19日
時間:平日12:00~18:00(土・日は休み)
会場:ハッセルブラッドジャパン原宿ギャラリー(東京都渋谷区神宮前1-10-32)
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