国立天文台によると、4月4日の皆既月食は、午後7時15.4分に部分食の始め、午後8時54.2分に皆既食の始めとなり、午後9時00.2分に食の最大を迎える。皆既食の終わりは午後9時06.4分、部分食の終わりは午後10時45.1分。
「まん丸い月が突然欠け始め、やがて赤黒く輝く。そして再び月は丸い姿に戻っていく」という。
国立天文台では、「皆既月食を観察しよう2015」と題したキャンペーンも展開。4月3日から6日正午まで、Webサイトで観察報告を受け付けている。
アストロアーツでも「2015年4月4日皆既月食」について、ホームページ上で特集。月食の仕組みや特徴、撮影のコツなどをわかりやすく解説している。また、当日の皆既月食の見え方についても、シミュレーション画像を紹介している。
ちなみに次回、日本で観察できる皆既月食は、2018年1月31日。今回を見逃すと約3年後まで見ることができないだけに、しっかり観察したいものだ。