東大大学院、経済学研究科と新領域創成科学研究科を再編
東京大学は3月12日、経済学研究科に「経済専攻」と「マネジメント専攻」、新領域創成科学研究科に「メディカル情報生命専攻」を4月1日に設置すると発表した。いずれの研究科も、既存専攻の統合に伴う教育課程の新編成となる。
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
経済学研究科は、「経済理論専攻」「現代経済専攻」「経営専攻」「経済史専攻」「金融システム専攻」という既存の全5専攻を統合。4月1日に「経済専攻」と「マネジメント専攻」を設置する。
経済専攻では、専攻統合によって理論、統計、政策、歴史のジャンルを超えた総合的な教育研究体制を推進。国際化に対応するため、英語教育プログラムを拡充する。入学定員は、博士前期課程60人、博士後期課程27人。
マネジメント専攻では、総合的な検討を必要とする企業経営に関する研究テーマについて、異なる専門領域の研究者が共同研究。総合的見識を備えたビジネス・エリートを養成する。入学定員は、博士前期課程50人、博士後期課程8人。
一方、新領域創成科学研究科では、既存の「メディカルゲノム専攻」と「情報生命科学専攻」を統合し、4月1日に「メディカル情報生命専攻」を設置する。
メディカル情報生命専攻では、医科学と情報学のダブルメジャーを基本方針に系統的な教育を実践。医科学の情報化を先導し、ライフイノベーションに大きく貢献しつつ、その成果を臨床の現場にトランスレーションできる人材を育成する。入学定員は、博士前期課程53人、博士後期課程24人。
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