大学生協が「保護者版大学進学ガイドブック2016」を公開

 全国大学生活協同組合連合会(大学生協)は、「保護者版大学進学ガイドブック2016」をwebサイト上で公開した。大学進学で気になる新生活準備や奨学金、食事、万一の備えなど、ガイドブックが保護者の心配事や疑問に答えてくれる。

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保護者版大学進学ガイドブック2016
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 全国大学生活協同組合連合会(大学生協)は、「保護者版大学進学ガイドブック2016」をWebサイト上で公開した。大学進学で気になる新生活準備や奨学金、食事、万一の備えなど、ガイドブックが保護者の心配事や疑問に答えてくれる。

 ガイドブックでは「新生活の準備」「奨学金」「食事」「万一の備え」「パソコン」「就職支援」「大学生協の役割」など、項目ごとに紹介している。「新生活の準備」では、私立大学下宿生の場合に平均約205万円が必要としている。国公立大学下宿生の場合は平均約178万円と、具体的にかかる費用を項目ごとに明記している。先輩保護者からは、賃貸物件をインターネットで事前に調べて、現地に子どもと一緒に行き、1日で決めたというエピソードもつづられている。

 大学生協で実施した「2014年度の新入生保護者に聞く新入生調査」から、下宿生と自宅生の受験・入学時の費用の比較や、「家賃が高かった」などアンケートで予定と違って困ったことなどを紹介している。

 そのほか、大学生協の食堂の利用方法や学生総合共済、大学生協が運営するパソコン講座や公務員対策講座についても、実際に利用している大学生の声とともに説明。また、「ソーシャルゲーム」「サクラサイト」「口コミサイト」などのネットトラブルに巻き込まれないために、保護者も危険についての知識を持ち注意を促すことが大切だとしている。

《田中志実》

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