近大理工学部「近大ものづくり工房」誕生、4/25見学会実施
近畿大学は、4月1日に同大東大阪キャンパスに、理工学部地域連携先端研究教育センター「近大ものづくり工房」を新たに開設したことを発表した。4月25日には開設後初の見学会を実施、近大理工学部の取組みを広く発信していくという。
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
同施設は、地域産業界などとの連携・交流を進めることにより技術開発、技術発展に貢献することを目的として設置されたもの。施設内には金型デザイン室や地域連携技術開発室を設置しているという。これまで、学生の加工実習の場として活用されてきた機械工作実習工場に加え、より専門的かつ先進的な研究に取り組むことができる環境となる。
また、同大では、2012年度から2014年度まで、近畿大学大学院総合理工学研究科において、文部科学省の研究基盤支援事業「大阪東部地域連携による先進的な金型技術の高度化研究(金型プロジェクト)」を進めてきた。
4月25日に開催する見学会では、「近大ものづくり工房」の施設開放と同時に、金型プロジェクトの最終報告会も行われるという。
同大では、金型プロジェクトに取り組んできた理工学部機械工学科の学生らが、4月15日より東京ビッグサイトにて開催される「第7回学生金型グランプリ」に関西エリアの大学で唯一出場するなど、着実な成果を残している。今後も、地域との連携を一層強め、金型プロジェクトをより広く社会に発信していくことを目指しているという。
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