【父親座談会(後編)】志望校を決めた理由と入学後の成長、親の役割
人気の私立中高一貫校。中学受験の準備はいつからしたのか、何をポイントに志望校を選択したのか、さらに受験期および入学後のご両親の役割など、在学生・卒業生のお父様4人に話していただいた。
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受験
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池田さん(カリタス):会社に入って急にプレゼンをやれと言われても苦労するので、中高でそういう授業があるのはいいと思います。でも保護者によっては、受験に関係ないことは時間の無駄だという人もいるらしいですね。私自身は、私立中高一貫校はカリキュラムに余裕があるので、そういう授業をするのはよいことだと思います。
田中さん(開智):欧米人は小さい頃から自分の意見を述べることに慣れている人が多いですが、日本人は慣れていない。開智の「探究」の授業では、自分でテーマを見つけて、自分で調べ、まとめて、皆の前で発表します。テーマ探しのために学校が休みになるくらい力が入っている。そういう授業があるのはありがたいと思います。
横山さん(麻布):麻布では「技術」の授業でプログラミングをやっていました。パワーポイントを使ったプレゼンテーションもやったようです。また、麻布では中学卒業時に、原稿用紙何十枚分もの卒論を書かされるという伝統があります。
◆両親の役割分担
永島さん(共立):娘は妻のほうが話しやすいようなので、妻に任せています。父親は外から見守るだけですね。授業参観は1回しか行っていませんが、文化祭のときに、楽しそうにしている姿を見て安心しました。
池田さん(カリタス):妻は中学受験の経験がないので、受験のときには私に頼ってきました。妻が、毎日食事を作ったりお弁当を作ったりしてくれていることに娘たちは感謝しているのではないでしょうか。勉強面は私が見ましたが、細かな娘の心情は私にはわからないので、妻に任せています。
田中さん(開智):勉強を教えるのは私の担当です。受験前には毎朝5時に起きて勉強を見てやりました。どちらかというと妻が叱る役で、私がひたすら抱きしめるという役割分担でした。
横山さん(麻布):妻は理系で、受験期には理科や算数をよく教えていました。塾の送迎は僕が担当でした。
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