【父親座談会(後編)】志望校を決めた理由と入学後の成長、親の役割
人気の私立中高一貫校。中学受験の準備はいつからしたのか、何をポイントに志望校を選択したのか、さらに受験期および入学後のご両親の役割など、在学生・卒業生のお父様4人に話していただいた。
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池田さん(カリタス):二人の娘は私立中高一貫校に行ってよかったと言っています。自由で、あまりぎすぎすしていなかったのがよかったと思います。厳しい規則で管理しようとするのではなく、規則がゆるかったからこそ自主性が身に着いた。禁止されなくても、これをしたらなぜいけないか、論理的に理解できている。自由であってもルールは守らなければならない、という気持ちが育っている点は成長したと思います。
永島さん(共立):伝統校ですが思ったほど厳しくなく自由な学校でした。上の子は大学生ですが、卒業してからもOGとして学校に戻って部活で後輩の指導をしている姿を見ると、成長したなと思います。そういう関係性が続いているのはいいと思います。ただ、もう少し外の世界とも接点があるといいと思います。
横山さん(麻布):入学してからの1年ですごく成長したと思います。友達と寿司屋でランチを食べたとかスタバでお茶したとか。自分の中学生の頃と比べ、ふるまいが大人びている。麻布の子は中学生であっても高校生のようですね。私も最近息子と話すときは、父親としてではなく、男として意見を言うよう意識しています。できるだけ大人として接してあげたいですね。
田中さん(開智):小さい頃から息子の弱い面を見てきてすごく心配していましたが、心配して損したと思うくらい、学校に適応して楽しく過ごしています。身体的にも私と同じくらいの身長になりました。中学に入ってからスポーツを始めて、すぐやめるかと思ったら続いている。強くなったなと思います。
――ありがとうございました。
学校選びに際しては、お子さんの性格などを考慮して保護者が道筋をつけたうえで、お子さん自身が希望し、納得したうえで受験に取り組むことがポイントになりそうだ。入学後は、恵まれた環境で先輩や友達関係を通じて成長していることも、私立中高一貫校のよさではないだろうか。
この座談会は2015年3月21日、NTT東日本が運営する「マナビとミライ」と共同で開催した。
◆マナビとミライ
NTT東日本が運営する教育情報サイト。多数の中高一貫校を紹介し、親子で進路を考えるのに役立つ情報を提供している。
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