2015年東大合格者数、中高一貫校がトップ10独占

 2015年の東京大学合格者数は、開成をはじめとする中高一貫校がトップ10を占めていることが、四谷大塚が4月14日に公表した「2015年第1回合不合判定テスト参加者配布資料」からわかった。高校募集のみ行っている学校でトップ20に入ったのは、都立日比谷だけだった。

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四谷大塚「入試情報センター」
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 2015年の東京大学合格者数は、開成をはじめとする中高一貫校がトップ10を占めていることが、四谷大塚が4月14日に公表した「2015年第1回合不合判定テスト参加者配布資料」からわかった。高校募集のみ行っている学校でトップ20に入ったのは、都立日比谷だけだった。

 学校を分析する1つの指標として、東京大学など難関大学への合格実績が用いられていることから、四谷大塚は現段階での2015年東京大学合格者数を多い順にランキング化した。トップ30にランクインした31校の東大合格者数、現役東大合格率、卒業生数などを一覧表にまとめている。

 東大合格者数は、上位31校のうち13校が高校募集を行っていない中高一貫校、13校が高校募集を行っている中高一貫校、残り5校が高校募集のみ行っている学校であった。また、トップ10は中高一貫校が占め、トップ5は男子校が占めた。

 現役東大合格者数を卒業生数で割った「現役東大合格率」は、トップ10の中高一貫校で10%以上と高く、6年間の一貫した教育力の高さを示している。

 このほか配布資料では、入試までのスケジュールや、受験校を選択する際のポイント、4~6月に行われる合同説明会の情報、新校舎建築計画の情報などを掲載している。

《工藤めぐみ》

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