宮城教育大学など4大学が「いじめ防止支援プロジェクト」発足
宮城教育大学、上越教育大学、鳴門教育大学、福岡教育大学は、「いじめ防止支援プロジェクト」を立ち上げ、4月20日に発足式を開催した。文部科学省認定の協働参加型プロジェクトとして、4大学が連携していく。
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宮城教育大学、上越教育大学、鳴門教育大学、福岡教育大学は、教員養成大学の中で地域の中核的な位置にあり、いじめ問題に関して特色ある取組みを行っている。4大学が立ち上げた「BPプロジェクト(いじめ防止支援プロジェクト)」は、国立教育政策研究所や日本生徒指導学会などの関係機関・組織の協力を得て、教育委員会や学校の教育力向上のために、各種支援事業、教育研究事業、研修事業を展開する。
具体的には、「いじめ予防教育の開発と普及」「いじめに関する事例等の分析」「いじめに強い教員養成システム開発」などに取り組んでいくほか、夏から秋の間に各4地区で教育委員会研修担当者などを対象とした研修会を実施する。研修会に合わせて協議会を適宜開催し、年度末には東京でのシンポジウムも予定されている。また、ホームページも開設しており、鳴門教育大学いじめ防止支援機構(BP-CORE)を紹介するとともに、連携4大学の成果報告を随時掲載していく。
今年度は文部科学省の特別経費(プロジェクト分)として1,676万1,000円が認められている。平成28年度以降もプロジェクト経費を概算要求し、事業を継続する予定だという。
《黄金崎綾乃》
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