【保護者の就活】OBOG訪問ができない場合はどうしたらよいの?
就活生を持つ保護者の質問に、キャリアコンサルタントで就活情報サイト「MyCareerCenter web」を運営する高嶌悠人氏が答える連載「保護者の就活」。第46弾では、OBOG訪問ができない場合の対処について聞いた。
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◆OBOG訪問ができない場合、どうしたらよいの?
OBOG訪問の方法について聞かれることがよくあります。方法としては、大学の就職課で紹介してもらう方法や所属しているゼミやサークルの先輩にお願いする方法がオーソドックスな方法として挙げられますし、それ以外でも、最近であれば、Facebookなどで直接メッセージを投げて依頼する方法もあります。
ただこれらの方法では難しい場合もあるでしょうし、就職活動本番までそんなに時間がないことからOBOG訪問にあまり時間をさくことができない場合もあるでしょう。
そういった場合にお勧めしたいのが、インタビュー記事に目を通すことです。インタビューメディアに目を通す場合だと、直接話を聞くわけではないので対象者の熱量を肌で感じられないことや質問ができないことなどがデメリットですが、物理的な制約がほとんどないため、多くの人の人生観や仕事観に触れることができます。
さらに、最近はウェブメディアで著名人を対象にしたメディアではなく、一般人やビジネスマンなどのインタビューを多く取り上げてるメディアもあります。会社の採用サイトに掲載されているインタビュー記事に目を通すのはもちろんですが、インタビューメディアを活用してみるのもひとつの方法でしょう。
就職活動にとってもっとも重要なことのひとつとも言えるのが、なりたい人、つまり「ロールモデル」を見つけることと言えます。学生時代、多くの社会人と接点を持ってきた人は見つけやすいでしょうが、そうでない学生にとっては苦労するでしょう。見つけるための一番の方法は、多くの社会人の人生観や仕事観に触れることです。就職活動本番までの限られた時間の中でロールモデルを探すのにインタビューサイトに目を通すことはよい方法だと思います。
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リセマム連載「保護者の就活」は、就活生や就活を控える学生の保護者からの質問に対し、キャリアコンサルタントであり就活塾「MyCareerCenter」代表でもある高嶌悠人氏がアドバイスや適切な回答を行うシリーズ。
学生や保護者からの就活に関する質問は、「MyCareerCenter」お問い合わせフォームで随時送信が可能になっている。
《編集部》
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