東大で「次世代ハイブリッド図書館」実証実験…作家の経験を追体験
東京大学附属図書館と京セラコミュニケーションシステムは13日、「次世代ハイブリッド図書館」の実証実験を開始したことを発表した。東京大学では「新図書館計画」として、300万冊を収容可能な自動化書庫と、能動的な学習スペースを設置する計画を進めている。
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「次世代ハイブリッド図書館」では、国会図書館の近代デジタルライブラリーやInternet Archiveをはじめ、Wikipedia、青空文庫、DPLA、Europeanaなどと複合的にリンクを行い、文学作品の作者がどのような書籍を読み、作品を作り上げていったのか追体験できる読書空間を作り上げるという。
東京大学では「新図書館計画」として、300万冊を収容可能な自動化書庫と、能動的な学習スペースを設置する計画を進めている。あわせてKCCSは2013年10月から電子書籍ソリューション「BookLooper」で提供している。
今回、第二段階として、国内外のデジタルアーカイブで公開されている再利用可能コンテンツ、ならびに新刊学術電子書籍などを連携させ、電子書籍の学術的利活用方法の検証を行う。これにより、電子情報と実物の本との間を自由に行き来できる「次世代ハイブリッド図書館」構築を目指す。
東大附属図書館とKCCS、「次世代ハイブリッド図書館」を実証実験
《冨岡晶@RBB TODAY》
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