ホワイトボードが電子黒板に進化する「Equil SmartMarker」

 ホワイトボードにレシーバーを取り付け、専用マーカーで書くだけで、記載した文字・図表をリアルタイムに配信・共有・編集できるボードマーカーが発売された。既存のホワイトボードをそのままで、電子黒板として使用することができる。価格は95,000円(税別)。

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左からレシーバー、本体ペン、イレイザー
左からレシーバー、本体ペン、イレイザー 全 6 枚 拡大写真
 ホワイトボードにレシーバーを取り付け、専用マーカーで書くだけで、記載した文字・図表をリアルタイムに配信・共有・編集できるボードマーカー「Equil SmartMarker(エクイルスマートマーカー)」が発売された。既存のホワイトボードをそのままで、電子黒板として使用することができる。カリフォルニアのLuidia社が開発、5月12日からアイタス・ジャパンが日本で販売を開始した。

 同製品は、ホワイトボードなどのマーカーで文字が記載できる平面に「レシーバー」を取り付け、「本体ペン」で書くことで、記載した手書き文字や絵の情報が認識される。専用アプリケーションをインストールしたスマートフォン・タブレット・パソコンに、内容をリアルタイムで配信することができる。専用アプリケーション上で記載内容を編集・保存したり、外部のオンラインストレージを通じて共有したりすることも可能だ。

 既存のホワイトボードなどに取り付けて使用することができるため、専用のボードを購入する必要がない。学校や学習塾での板書内容の記録や学生への配信、テレビ会議と併用した遠隔地会議室へのリアルタイム配信などに利用できる。また、レシーバーが縦20cm横4.2cmと小型のため、手軽に持ち運びができる。

 販売価格は95,000円(税別)で、同社子会社運営のインターネット通販サイトにおいて購入可能。専用アプリケーションはiOS、Android、Windows、MacOSに対応。日本語に対応したOCR機能も搭載している。

《勝田綾》

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