裁判員制度や実名報道を討論「ディベート甲子園」8/8~10開催
「第20回全国中学・高校ディベート選手権(ディベート甲子園)」が8月8日~10日、女子聖学院中学校高等学校(東京都北区)で開催される。6月から各地区で予選が行われ、勝者は全国大会へ進む。今回の高校生の論題は「日本は裁判員制度を廃止すべきである。是か非か」。
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ディベート甲子園は1996年から毎年開催され、今回で20回目。主催は全国教室ディベート連盟など。「全国中学高校ディベート選手権ルール」に基づき、主催者が定めた論題について試合を行う。原則として4人の選手が立論、質疑、第1反駁(はんばく)、第2反駁の各ステージを担当する。
中学の部の論題は「日本は刑事事件における実名報道を禁止すべきである。是か非か」。実名報道とは、個人を特定して加害者または被害者であることを推測させる情報を、仕事として不特定多数に提供することとする。
高校生の論題は「日本は裁判員制度を廃止すべきである。是か非か」。裁判員法が定める規定を廃止し、職業裁判官のみによる裁判制度に戻すものとする。ホームページでは中学生、高校生それぞれの論題の背景および予想される議論を解説している。議論の注意点、反則行為、判定についてはホームページで確認できる。
6月14日の関東・甲信越、近畿・北陸から順次各地で予選を開始。まだ、地区予選に参加可能の地域もある。全国大会の観戦は無料。
◆第20回全国中学・高校ディベート甲子園
日時:8月8日(土)~10日(月)
会場:女子聖学院中学校高等学校(東京都北区中里3-12-2)
観覧:無料
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