【大学受験2016】白百合女子大学「人間総合学部」新設…2学部6学科に
白百合女子大学は6月19日、2016年4月から「人間総合学部」を新たに設置すると決定した。現在の「文学部児童文化学科」が学部として独立し、「児童文化」「発達心理」「初等教育」の3学科を設立する。
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同大学では、新学部の収容定員増加による学則変更の認可申請を文部科学省に行い、6月18日付で認可された。それを受けて、「文学部」1学部体制から「人間総合学部」を含めた2学部6学科へと改めることを正式に決定。2016年4月からの設置となる。
新学部では、従来の文学部2専攻が独立して「児童文化学科」「発達心理学科」となり、新たに、幼児教育と児童教育を専門的に学ぶ「初等教育学科」を設ける。
「児童文化学科」は、児童文学と文化について「研究」と「創作」の2つの観点から専門的に学ぶ。児童文学だけでなく、漫画、おもちゃなど子どもに関連する文化全般が研究対象となる。入学定員50名。
「発達心理学科」は、発達心理学を中心に乳児から高齢者までそれぞれの段階による発達のしくみを学び、他者への理解を目指す。入学定員50名。
「初等教育学科」は、幼稚園教諭免許と保育士資格取得を目指す「幼児教育コース」と小学校教諭免許取得を目指す「児童教育コース」の2コースを設置。児童文化や発達心理学も併せて学ぶことができる。入学定員75名。
学部改組に伴い、学部・学科ごとに取得できる資格などは、従来と変更になる。募集開始などの詳細については今後決定次第、順次同学ホームページなどで公表される。
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