山形産木材の太陽光パネル架台開発、県や山形大学など
山形県の産学官がコンソーシアムを組んで太陽光パネル設置用の木製架台の開発に乗り出す。地域材の新用途開発事業の一環で、2015年10月には製品の仕様を固めて、冬場の実証試験を行う。
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
地域材の新用途開発事業の一環で、2015年10月には製品の仕様を固めて、冬場の実証試験を行う。オール山形県産の製品開発に取り組み、開発した製品はコンソーシアムに参画する企業が16年にも販売を目指す。
県産木材の利用促進に向けた「太陽光発電パネル木製架台開発」コンソーシアムは、木製品製造を手がける、たくみまさの(山形県金山町)、太陽光パネル販売のエスパワー(同天童市)、最上広域森林組合が中核メンバーとなる。
山形県最上総合支庁、県工業技術センター、山形大学などが参画する。6月に同コンソーシアムの初会合を開いた。
山形県での太陽光パネル設置用の木製架台は、積雪地帯に適した設計はじめ防腐処理方法、市販の接合金具の活用などコスト競争力を意識した製品開発を進める方針。正野直弥たくみまさの社長は「オリジナリティーのある製品開発を行い、普及させていきたい」としている。
山形産木材、産学官で利用促進―太陽光パネル架台に
《日刊工業新聞》
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