2014年度習い事市場規模は1兆9,858億円…英語教室が増加
2014年度のお稽古・習い事市場規模は前年度比0.3%減の1兆9,858億円であったことが、矢野経済研究所が7月17日に公表した調査結果より明らかになった。小学校における英語必修化などの要因により、英語教室の市場規模は前年度比101.4%となった。
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同研究所は4月~6月、主要カルチャーセンター、主要フィットネスクラブ、主要通信教育事業者、そのほか習い事サービス提供事業者などを対象に、お稽古・習い事市場に関する調査を実施した。
2014年度のお稽古・習い事市場規模は受講料ベースで、前年度比0.3%減の1兆9,858億円。少子高齢化による対象人口の減少により、大半の分野が前年度を下回ったが、スポーツ教室、英語教室は増加した。特に英語教室は、小学校における英語必修化やビジネス環境のグローバル化、東京オリンピック・パラリンピック開催決定などが要因で、前年度比101.4%となった。
なお、同調査におけるお稽古・習い事とは、先生が大人・子ども・幼児いずれも含む一般消費者に教えるお稽古・習い事で、民間事業者が運営する教室・スクール、公民館など公的施設で開催されるサークル・催し、講師個人宅で開かれるお稽古、通信教育やインターネットを介したeラーニングなどを指し、市場規模はレッスン受講者から支払われる受講料ベースで算出した。
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