板橋区、小学校授業に起業家養成プログラム導入
板橋区産業振興課と板橋区教育委員会は、小学校高学年向けの起業家育成プログラムを、区立小学校4校で実施すると発表した。経済産業省の「起業家教育普及促進事業」を活用し、将来の板橋区を担う産業人の早期育成を図る。
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同プログラムは板橋区立企業活性化センターで、夏休みのイベント「いたばし子ども起業塾」として2011年から開催されている。早期起業家教育を行うセルフウイングの指導、協力のもと、1日で経営チームの組成から、事業計画、資金調達、仕入れ、製造、販売、決算まで、会社経営のイロハが学べる内容となっている。
小学校での実施プログラムは子ども起業塾の内容をもとに、授業時間内に収まるように再構成されるが、実践体験を通して、自分の力で考え、創り、稼ぐことが自然と身につくほか、クリエイティブな能力や提案力を磨くこともできる。ビジネス、会社経営、経済の仕組みを肌で感じてもらいたいという。
現在は、9月10日・19日に板橋第六小学校の4年生2クラスで、11月に志村第二小学校の4年生から6年生までの希望者、1月に加賀小学校の6年生2クラスで実施されることが決まっている。2015年度に実施する小学校での実績を踏まえ、区内のほかの小学校にも同プログラムを拡充できるかを検討する。
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