【話題】クレヨンなのに“透明”とはいかに? 大人の絵心をくすぐるコクヨの「透明くれよん」
クーピー、絵の具、色鉛筆、クレパス、クレヨン、ポスターカラー…。図工の時間やイラスト制作に利用する画材はさまざまあるが、ネットではいま、水彩絵の具で描いたような透明感が楽しめるというクレヨン「透明くれよん」が話題だ。
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イラストレーターや子どもとお絵かきを楽しむという保護者の話題になっているのは、コクヨが2013年11月に発売した「透明くれよん」。すらすらと軽く描け、下絵もくっきり見えるという“透明オイルゲルクレヨン”だ。「透明」とは一体どういうことかというと、この透明くれよんは従来のクレヨンの重厚な色合いとは異なり、下地の上から描いても色鉛筆やマーカーの色を塗りつぶすことなく透明水彩で描いたような透明感のある色彩が楽しめるというもの。
初代「透明くれよん」は2015年2月にリニューアルされすでに生産終了しているが、現行品はコクヨショーケースや絵本ナビなどのWebサイトで購入できる。リニューアル後の「透明くれよん 10色」には、従来の10色モデルに含まれていた「きん」「ぎん」にかわり「うすだいだい」「ちゃ」の2色が追加されている。早速使ってみたユーザーは、「すごく柔らかい描き心地」「色づかいがやさしい」「下絵を描いてから塗れるのがいい」など、新感覚クレヨンの使い心地に心を弾ませているようだ。
「透明くれよん」を販売するコクヨショーケースによると、「透明くれよん」は「長年の研究結果のもと、苦心のすえ発見した独自の配合と少々のおまじないを施したコクヨの自信作です!」。おまじないのかかった“魔法のくれよん”の使い心地を体験しやすいよう、コクヨショーケースはダウンロードして自由に利用できる恐竜や魚、ツリーの下絵を公開している。
師走も後半に入り、年賀状やクリスマスカードの作成に忙しい保護者や児童・生徒も多いのではないだろうか。普段のお絵かきや大切な人へのハガキ、手紙など季節のたよりにイラストを添える場合に役立ちそうな一品だ。なお、コクヨ(当時社名コクヨS&T)は「キャンパス 水彩絵の具<なまえのないえのぐ>」も発売中。透明に続き、絵の具なのに色名がない絵の具とは一体どういったものか、こちらにも注目が集まりそうだ。
◆「透明くれよん」に対するネットユーザーの声
「なにこれほしい」「前から使ってたので、優越感」「ありそうでなかった」「ずーっと前から使ってます」「大人の塗り絵にハマった人は必見!」「子どもだけでなく大人の絵心もくすぐる」「透明フィルムに切れ目が入ってて使いやすいけど、一目みただけで何色かわからないのは残念」「子どもに使わせるにはもったいない(笑)」
《佐藤亜希》
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