【大学受験2016】国立大の入学定員、抑制続く…前年比296人減
文部科学省は1月8日、平成28年度の国立大学の入学定員(予定)を取りまとめ、ホームページ上に公表した。医学部定員を10人増やすが、入学定員数は平成27年度比296人減の95,981人となった。
教育・受験
高校生
advertisement

文部科学省は、国立大学の学部の新設・改組、学科などの改組、入学定員の改訂、学科などの募集停止についてまとめ、発表している。
平成28年度国立大学入学定員増減予定表によると、学部の新設で8学部870人増、入学定員の改訂で72学科211人増となったものの、学部の改組13学部95人減、学科などの改組54学科70人減、学科などの募集停止が30学科1,212人減となり、全体の入学定員は平成27年度から296人減の95,981人となった。
平成27年度の国立大学入学定員数では平成26年度に比べ158人減少しており、定員数の抑制が続いている。
分野別内訳では、「人文」712人減、「社会」363人減、「理」49人減、「工」1,400人減、「農水」225人増、「医・歯」10人増、「教育」905人減、「その他」2,898人増。
平成27年8月28日に公表した予定数95,971人より医学部の定員が増え、筑波大学医学群医学類8人、長崎大学医学部医学科2人がそれぞれ増加した。
文部科学省は、大学院(修士課程・専門職学位課程・博士課程)の入学定員についても同様にホームページ上に掲載している。
advertisement
【注目の記事】
関連リンク
この記事の写真
/
advertisement