【全国学力テスト】H28年度参加率98.4%、経年変化分析調査も実施
文部科学省は3月4日、4月19日に実施される平成28年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の参加教育委員会数などを取りまとめ公表した。2月19日時点で全1,813教育委員会、国公私立小・中学校の98.4%が参加する。
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
平成28年度の参加学校数は、前年度より308校減少の30,080校(小学校19,942校、中学校10,138校)。調査対象者が在籍する学校総数に対する参加率は98.4%となり、前年度より0.1ポイント上昇した。国公私立別では、国立学校155校(参加率100%)、公立学校29,439校(同99.9%)、私立学校486校(同49.4%)が参加する。前年度と比べ、国公立は増減なし、私立学校は1.3ポイント増となった。
参加する児童・生徒数は、小学6年生が約108万人、中学3年生は約110万8,000人。調査対象者の在籍する学校を所管する教育委員会については、全1,813教育委員会が参加する。
平成28年度の学力テストは4月19日(火)、国語・算数(数学)の2教科にて実施。調査は原則として、国公私立学校の全小学6年生および中学3年生が対象。平成28年度から、全国学力・学習状況調査に加えて、経年変化分析調査が実施される。また、実施要領において、調査結果を入学者選抜に関して用いることはできないことが明記された。全国学力テストのリーフレット、実施要領は、文部科学省ホームページに掲載されている。
《黄金崎綾乃》
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