大学入試新テスト、文科省が最終報告案…採点にAI活用
文部科学省の高大接続システム改革会議は3月11日、「最終報告(案)」を取りまとめ、公表した。「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」に記述式問題を導入し、採点支援業務には人工知能(AI)を活用。年複数回実施については引き続き検討するとした。
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「最終報告(案)」によると、大学入試センター試験に代わる「大学入学希望者学力評価テスト」は平成32年度にスタート。マークシート式問題は、各教科・科目の特性を踏まえて思考力や判断力を一層重視した作問への改善を図るほか、記述式問題も当面「国語」と「数学」で導入する。
記述式問題は、平成32~35年度までの現行学習指導要領のもとでは短文記述式、平成36年度以降の次期学習指導要領のもとではより文字数の多い記述式の問題を取り入れる。採点業務を効率的・安定的に実施するため、答案のクラスタリング(類似した解答ごとにグループ化)などの採点支援業務に人工知能(AI)を活用することを含め、新たな技術の開発と活用を積極的に進める。
実施時期は明示しておらず、マークシート式問題と記述式問題を同日に実施する案と別に実施する案をそれぞれ検討するとしている。英語の試験についても受験者や大学の負担軽減や採点期間確保などの観点から、マークシート式問題とは別日程で実施することも検討する。
英語は、「話す」「書く」「聞く」「読む」という4技能を重視するが、「話す」技能は録音機能がついたICレコーダーやタブレット型パソコンなどの電子機器による音声吹き込み試験も考えられるという。
年複数回実施の導入についてはまだ課題があることから、「引き続き検討することが適当」との記述にとどまった。「最終報告(案)」では、記述式問題や英語の多技能評価問題の導入によって、1回の共通テストによって1点刻みで評価するこれまでの枠組みを改善することは相当程度実現すると指摘している。
このほか、3月11日開催の第13回高大接続システム改革会議では、「高等学校基礎学力テスト(仮称)」の問題作成イメージ例も公表。「国語」「数学」「英語」の問題例が示された。
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