女子中高生の約8割、服やアクセなどネットで買い物

 女子中高生の約8割がインターネットでの買い物経験があることが、ふみコミュニケーションズが実施した「女子中高生のお金の使い方に関する意識調査」の結果から明らかになった。6割以上は洋服代や携帯・スマホ料金を親に負担してもらっているようだ。

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お小遣いの額について/1か月で一番自分のお金をかけるものについて
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 女子中高生の約8割がインターネットでの買い物経験があることが、ふみコミュニケーションズが実施した「女子中高生のお金の使い方に関する意識調査」の結果から明らかになった。6割以上は洋服代や携帯・スマホ料金を親に負担してもらっているようだ。

 調査は2月5日~3月7日の期間、ふみコミュニケーションズが運営する女子中高生のためのコミュニティサイト「フミコミュ!」ユーザーを対象にインターネットで実施したもの。ユーザー500人から回答を得た。

 お小遣いの額について聞くと、意外にも「もらっていない」が22.6%ともっとも多く、ついで「1~1,000円」14.4%、「金額は決まっていない」13.6%、「1,001~2,000円」「2,001~3,000円」がともに11.4%という回答に。1か月で1番自分のお金をかけているものについては、「カラオケやプリ(プリクラ)などの遊び」がもっとも多く18.6%で、「食べ物、飲み物」17.4%、「服、アクセサリー」16.8%が続いた。

 友達と遊びに行くときのお金については、44.0%の女子中高生が「基本的にお小遣いだけど一部親から出す」、40.0%が「すべてお小遣いから出す」と、回答の多くを占めた。一方、親にお金を出してもらっているものについては、「洋服」66.4%、「携帯・スマホ利用料」66.4%、「医薬品」61.0%が6割を超えた。「美容院」「交通費」なども親に出してもらっている割合が多く、「CD・DVD」「雑誌・本」「コスメ」などの趣味に関する項目は割合が少なかった。

 1か月のうち自分の趣味にかける金額は、「1~1,000円」がもっとも多く29.8%。「1~3,000円」までを合計すると64.2%となった。買い物をするときの一番のポイントについては、「値段が安い」「見た目(色、形)」との回答が多くあがった。

 また、インターネットでの買い物経験については、78.0%が「ある」と回答。そのうち、72.3%が「服、アクセサリー」をネットで購入すると回答し、圧倒的に多くを占めた。一方、ネット通販利用経験がない女子中高生にネットで買い物をしない理由を聞いたところ、約4割が「実物を見られないから」と回答した。

《畑山望》

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