一生に一度だから…母親の約7割、子ども風邪でも「出席させたい」

 入学式や入園式に子どもが風邪をひいても、67.2%の母親が「出席させる」意向であることが明治カバくんうがいラボの調査で明らかになった。また、母親の教育方針により、子どもの体調不良率や欠席率に差が見られた。

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もしも子どもが入学式・入園式のタイミングで風邪をひいてしまった場合、式に出席させるか
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 入学式や入園式に子どもが風邪をひいても、67.2%の母親が「出席させる」意向であることが明治カバくんうがいラボの調査で明らかになった。また、母親の教育方針により、子どもの体調不良率や欠席率に差が見られた。

 明治カバくんうがいラボが実施した「入学・入園前の実態調査」は、過去2年以内に小学校や幼稚園に子どもを入学・入園させた全国の女性412人を対象に実施。2016年3月4日にインターネットにより調査を行った。

 「もしも子どもが、入学式・入園式のタイミングで風邪をひいてしまった場合、子どもを式に出席させるか」という質問に、6.6%の母親が「出席させる」と回答。「おそらく出席させる」と回答した60.6%も合わせると、67.2%の母親が「出席させる」意向であることが明らかになった。子どもが風邪をひいていても式に出席させたいと思う理由は、「子どもにとって一生に一度のイベントだから」が82.3%ともっとも多く、「子ども自身が行きたがると思うから」が36.8%、「子どもの晴れ姿が見たいから」が36.8%、「集合写真に自分の子どもが映っていないのはかわいそうだから」が35.4%、「子どもが友達と仲良くなる初めの機会に出遅れてしまうから」が30.0%と続いた。

 入学後、子どもがうまく友達の輪に溶け込めなかった場合、親として何らかのサポートをすると回答した母親は88.3%。具体的には「学校の先生に相談する」が71.8%と最多だったが、ついで「習い事をさせるなど、別の環境を作ってあげる」が28.2%、「慣れるまで自分が付き添って一緒に登校する」が20.4%、「一緒に登校するお友達を見つけてあげる」が17.0%となった。

 子どもの生活習慣やしつけに関して、気を配っていることの上位5つを聞いた質問では、「挨拶」が69.3%ともっとも多く、「食事のマナー」が59.3%、「睡眠の長さ・就寝時間」が56.8%、「うがい・手洗い」が53.7%、「片づけ・整理整頓」が50.7%だった。

 また、入学・入園後の1か月以内に「子どもが風邪などで体調を崩した」経験のある人は22.8%、「体調不良により欠席させた」経験がある人は18.9%だった。

《外岡紘代》

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