米国発、洋楽で身につく英語アプリ「Lyriko」…開発者ダン・ロイ氏に聞く学びの楽しさ
英語を日本語で学ぶ日本語版が2015年11月にリリースされたのを受け、スカイライト・ゲームス社創立者のダン・ロイ氏にLyrikoの特徴や開発への思い、幼少期の思い出を聞いた。
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--まさに、Lyrikoはご自身の経験をもとに開発されたのですね。今後はどのようにLyrikoを発展させていく予定ですか。
Lyrikoの対応言語範囲を拡大していきたいですし、曲の種類も増やしていきたいと思っています。また、友だちと競争したり協力したりしながら一緒に取り組めるようにするなど、より社会性をもたせたいですね。忙しい人でもモチベーションを保つことができるような工夫も必要だと思っています。
--Lyrikoは個人や家庭だけでなく、学校でも使えるアプリですね。
日本でも、品川女子学院(東京都)や青翔開智中学校・高等学校(鳥取県)とコラボレーションをして、特別授業としてLyrikoのユーザーテストを行わせていただき、好評いただきました。Lyrikoだけで言語のすべてを学べるわけではありませんが、「学ぶことは楽しい」「ワクワクする」という感覚をもっていただけたら嬉しいです。
--ありがとうございました。
終始、にこやかなダン・ロイ氏。穏やかな口調ではあったが、「世界中どこにいても、どんな環境にあっても、言語を学ぶ楽しさを味わってほしい」という強い思いが伝わってきた。ダン・ロイ氏も述べているとおり、言語の習得は継続が必要であるうえに、簡単なことではない。しかし、習得の先には、コミュニケーションを通じて広がる魅力的な世界がある。
筆者自身も、子育てを通じて「楽しいこと」に対する子どもの集中力と吸収力に感嘆する日々を送っている。成長するにつれて学ぶことを楽しく思えなくなってしまうとしたら、それはもったいないことだろう。子どもはもちろん、いわゆる“お勉強英語"が嫌いな保護者も、Lyrikoを通じて「学ぶことは楽しい」という感覚を取り戻せるかもしれない。
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