「数学甲子園2016」4/19から中・高・高専生の出場チームを募集

 日本数学検定協会は、第9回全国数学選手権大会「数学甲子園2016」の出場チーム募集を4月19日より開始すると発表した。募集の締切りは6月22日。8月に地域予選を行い、予選を勝ち抜いた36チームによる本選を9月18日に東京で開催する。

教育イベント 高校生
「数学甲子園2015」本選のようす
「数学甲子園2015」本選のようす 全 4 枚 拡大写真
 日本数学検定協会は、第9回全国数学選手権大会「数学甲子園2016」の出場チーム募集を4月19日より開始すると発表した。募集の締切りは6月22日。8月に地域予選を行い、予選を勝ち抜いた36チームによる本選を9月18日に東京で開催する。

 数学甲子園は、全国の中学校・高校・中高一貫教育校・高等専門学校の数学日本一を決める大会。毎年参加校数が増えており、2015年は43都道府県から過去最高となる198校422チーム1,744人が参加。結果、神戸女学院高等学部「Primeチーム」が優勝した。

 数学甲子園は3~5人のチーム対抗戦で、数学の問題を解くだけでなく、自分たちで問題を創作してその問題についてプレゼンテーションを行うなどの競技が行われる。大会を通して、「数学力」「創作力」「問題解決力」「チームワーク力」「プレゼンテーション力」を育む目的がある。

 さらに、今大会から本選の競技内容がより楽しく、ハイレベルなものに変更されたという。これまでは問題作成の競技に参加できるのは決勝に勝ち進んだ6チームのみだったが、今大会からは本選に出場する全36チームが参加する。そのため、全チームの「数学力」「創作力」「チームワーク力」が総合的に評価され、例年よりハイレベルな競技になることが予想される。

 チームは、同一の中学校、高校、中高一貫教育校、高等専門学校(3年生まで)に在籍する生徒3~5名で編成し、チーム内にリーダーを1名選出する。学年構成や男女混成については問わず、同一校から複数チームが出場もできる。ただし、本選出場チームは同一校から最大2チームまで。

 参加チームの募集は4月19日から6月22日まで。8月5日から8月10日の期間に全国12都市で地域予選を行う。9月18日に東京で行われる本選には36チームが出場可能。参加申込みは、公式ホームページからダウンロードした「参加申込書」をメールもしくは郵送にて受け付ける。参加費は無料。

◆数学甲子園2016
本選開催日:9月18日(日)
予選開催日:8月5日(金)~8月10日(水)
予選開催会場:札幌市・仙台市・郡山市・東京都(23区内)・金沢市・名古屋市・京都市・大阪市・岡山市・福岡市・熊本市・浦添市
※変更になる場合もある
申込み期間:4月19日(火)~6月22日(水)
申込み方法:数学甲子園の公式ホームページより「参加申込書」をダウンロードし、メールもしくは郵送にて受付
参加費用:無料
※会場までの交通費・宿泊費などは各チーム・学校で負担
※詳細は、公式サイトで確認できる

《外岡紘代》

【注目の記事】

この記事の写真

/

特集