文科省、45自治体へICT活用教育アドバイザー派遣…7/1募集開始
文部科学省は、平成28(2016)年度事業「ICTを活用した教育推進自治体応援事業」の一環として、「ICT活用教育アドバイザー派遣事業」を実施する。今年度は45の自治体・教育委員会へアドバイザーを派遣。7月1日~20日まで派遣を希望する自治体からの応募を募集する。
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ICT活用教育アドバイザー派遣事業は、地方自治体や教育委員会のニーズや課題に応じて専門のアドバイザーを派遣し、ICTを活用した教育の推進計画やICT機器整備計画の策定にあたり助言などを行うもの。事業は日本教育情報化振興会が文部科学省の委託を受けて実施する。
アドバイスを行うテーマは、「ICT環境整備」や「自治体によるモデル事業」「校務の情報化」など。それぞれにさらに細かいテーマを設けており、教員・庁内の理解促進活動、予算確保、導入機器の選定や整備、モデル事業の計画作成、モデル校教員に対する研修などを具体的に支援していく。
アドバイザーの派遣は、8月初旬~12月末までの期間内で3回を予定。1回あたり3時間ほど、各自治体へアドバイザー1名を専任で派遣する。派遣にかかわる旅費や謝礼などの費用負担は不要。3回の派遣を受けた後は「自治体業務報告書」を提出する必要がある。
今年度は派遣対象を増やし、45の地方自治体や教育委員会へ派遣する。募集期間は、7月1日から20日。日本教育情報化振興会ホームページに掲載の指定の申請書に記載のうえ、メールにて応募する。事業の募集要項など、詳細はホームページにて確認できる。
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