チエル、授業支援プラットフォームを発売…学生情報を一元管理
チエルは、授業の出席管理や資料配布、教員と学生のコミュニケーション機能などを組み込み、大学の授業形態に対応した授業支援プラットフォーム「CaLabo Bridge ver.3.0」を8月1日に発売する。価格はオープン価格。
教育ICT
先生
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文部科学省が2012年に発表した「大学改革実行プラン」を受けて、各大学は学生に主体的な学修(アクティブラーニング)を促し、環境の整備を進めている。しかし、多くの大学で学修管理システムや課題提出システム、e-Learning(eラーニング)システムなどの多岐にわたる教育システムが導入されたものの、異なるシステム間での操作性の違いやユーザー認証、成績データの連携が不十分なことが多く、効果的な活用が進んでいないという。
そこで、チエルは授業支援プラットフォーム「CaLabo Bridge ver.3.0」を開発。従来のCaLabo Bridgeのインターフェースをよりシンプルにし、機能面をバージョンアップさせた。出席管理や講義資料配布、課題レポートの提出、教員と学生のコミュニケーションツールなど、授業で必要な支援ツールを組み込む。統一された操作性と柔軟なデーター連携機能により、システム管理者の運用管理コストの削減とセキュリティの向上を実現する。
各授業支援ツールで記録した学生の評価情報は一元的に管理され、教員による学生の成績評価までを総合的に支援する。また、チエル製品間で授業教材を自由に共有できる。
このほか、チエルはCaLabo製品シリーズとしてアクティブラーニング教室向けの協働学習支援システム「CaLabo TX」や、7月に新登場した学生向けの語学学習支援プラットフォーム「CaLabo Language」など、授業と授業外の学びを繋げる学習支援システムを多数展開している。
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