【夏休み2016】諦めない小学生・中学生「読書感想文」のポイント
特に後回しになりがちなのが「読書感想文」ではないだろうか。読書習慣がないお子さんには、特に面倒な宿題かもしれないが、本の選び方や読書時のポイント、構成や書き方を指南するので、参考にして親子一緒に取り組んでいただきたい。
教育・受験
小学生
advertisement

特に後回しになりがちなのが「読書感想文」ではないだろうか。読書習慣がないお子さんには、特に面倒な宿題かもしれないが、下記を参考に取り組んでいただきたい。
◆本選び
課題図書が指定されていない場合は、まずは、興味をもてる本を探すことから始めよう。書店や図書館、家の書棚から自分で選ぶのもよいし、家族に勧めてもらうのもよいだろう。また「第62回 青少年読書感想文全国コンクール」の課題図書から学年に合った本を選ぶのもお勧めだ。
◆読書時のポイント
本を読む際には、「面白い」「感動した」など印象的な場面に付箋を貼ったり、メモをとったりすると、文章を書くときに参考にしやすい。マークした場面をあとで読み返して、自分がなぜ「面白い」と思ったのか、「感動した」のかを考えてみると、自分の気持ちを表現しやすくなるだろう。
◆構成を考えてから書く
感想文はいきなり書き始めるのではなく、まずは下記を整理し、構成を考えると、バランスのよい文章を書くことができる。「あらすじ」をまとめただけの無味乾燥な文章にならないよう、しっかりと自分の気持ちや考えを表現することを意識しよう。
(1)本を選んだ理由
(2)本のテーマ・あらすじ
(3)印象に残った点
(4)なぜ、印象に残ったのか
(5)本のテーマに関する自分の考え
書き終わったあとは、読み返して誤字脱字をなくすことはもちろんだが、読みにくい、わかりにくい箇所はないかなど、家族に確認してもらうのもよいだろう。
先の調査では、夏休みの宿題を「全部終わらせることができないまま新学期を迎える」と回答した人が5.2%いたが、そのようなことにならないよう、諦めずに取り組んでいただきたい。
advertisement
【注目の記事】
関連リンク
この記事の写真
/
advertisement