教育費、3か月連続の実質減少…7月の家計調査
総務省は8月30日、2人以上の世帯の家計調査報告について、7月分速報を公表した。1世帯あたりの1か月平均の消費支出は27万8,067円で、5か月連続の実質減少。このうち教育費は8,649円で、3か月連続の実質減少となった。
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家計調査は、一定の統計上の抽出方法に基づき選定された全国約9千世帯を対象として、家計の収入・支出、貯蓄・負債などを毎月調査している。国民生活における家計収支の実態を把握し、国の経済政策・社会政策の立案のための基礎資料を提供することを目的とする。
7月の消費支出は、1世帯あたり27万8,067円で、5か月連続の実質減少、前年同月比実質0.5%の減少、前月比(季節調整値)実質2.5%の増加。教育費と教養娯楽費は3か月連続の実質減少となった。
教育費は、1世帯あたり8,649円で、前年同月比実質1.4%減少となった。内訳は、授業料が5,311円、教科書・学習参考教材が112円、補習教育が3,226円であった。特に、授業料等が前年同月比実質4.4%減少した。
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