「語彙・読解力検定」優秀団体賞、日大三島高など6校が受賞

 「語彙・読解力検定」は、2016年度第1回の受賞団体を発表した。100人以上の受検で合格率が70%以上の団体に贈られる優秀団体賞は、静岡県の日本大学三島高校、中央大学総合政策学部など6団体。奨励賞は、都立葛西南高校など7団体。

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語彙・読解力検定
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 「語彙・読解力検定」は、2016年度第1回の受賞団体を発表した。100人以上の受検で合格率が70%以上の団体に贈られる優秀団体賞は、静岡県の日本大学三島高校、中央大学総合政策学部など6団体。奨励賞は、都立葛西南高校など7団体。

 「語彙・読解力検定」は、朝日新聞社とベネッセコーポレーションが運営。ことばの力を判定するために「新聞語彙」「読解」「辞書語彙」の3つの領域で測定される。新聞語彙は社会への視野を広げる知識、読解は社会を読み解くスキル、辞書語彙は社会とつながるための基盤として出題される。推薦、AO入試で評価する大学や短期大学が多くなっているほか、就活のエントリーシートでアピールできるなど企業からも評価されている。

 検定では、表彰基準を満たして受賞した団体を公表。2016年度第1回の検定で、100人以上が受検しかつ70%以上が合格した団体に贈られる優秀団体賞は、静岡県の日本大学三島高校、岡山県の吉備高原学園高校、中央大学総合政策学部、大妻女子大学、新潟医療福祉大学、鳥取市医療看護専門学校の6団体が受賞した。

 また、500人以上が受検した奨励賞には、都立葛西南高校、群馬県の高崎健康福祉大学高崎高校、神奈川県の柏木学園高校、愛知県の愛知高校、日本大学三島高校、玉川大学、新潟医療福祉大学が受賞した。

 2016年度第1回は、6月17日・18日・19日に、1級を除く準1級、2級、準2級、3級、4級の全5級を実施した。合計受検者数は2万6,852人。もっとも多かったのは10代で2万2,591人。全体の合格率は52.4%だった。第2回の個人受検検定日は11月20日、Webでの申込締切は10月24日。検定料は4級2,880円から。公開会場は札幌、東京、大阪、福岡など21会場。

《田中志実》

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